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あれ?これってうつ病?仮面うつ病
仮面うつ病…これは、べつに「仮面のようなウソの」という意味ではありません。
身体の症状のほうが強く出ているうつ病のことです。
うつ病の症状には大きく分けて、
「精神症状」と「身体症状」があります。
その2つのうち、「落ち込み」などの
精神的な症状はほとんどなく。
「不眠」、「全身の倦怠感」、「胃もたれ」、
「肩こり」、「めまい」、「性欲の減退」など
身体的な症状が目立つのが仮面うつ病です。
仮面うつ病で注意しなければならないのは、
身体症状が強く出ているので、
うつ病が隠れてしまっていて、
表面に出て来ないことです。
つまり、「身体的症状」が仮面になって
本来の「うつ病」を隠している、という意味で
「仮面うつ病」と呼ばれます。
この「仮面うつ病」の問題は、
患者さんも、精神症状がないので
自分がうつ病とは気づかないということです。
また、家族も、その身体の症状に目を奪われるので
なかなか周囲からも気づかれません。
病院も、内科や婦人科、整形外科などを
受診するケースがほとんどです。
しかし、うつから来ている症状なので、
どんな検査をしても、結果は異常なし。
そこで、診察した医師が
「これはうつ病では」と
気づいてくれればよいのですが、
なかなかそうは行きません。
おそらく、
「ノイローゼ」
「自律神経失調症」
「更年期障害」などの
病名を告げられ、それに対処する
薬を処方されることでしょう。
内科などに診てもらって
「異常なし」といわれながら、
それでも症状が続くようなら、
仮面うつ病を疑ってみてもよいでしょう。
精神科や心療内科や精神科も視野に入れてください。