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うつ病と日常生活睡眠はどうしたらいい?
うつ病は気分の落ち込みだけでなくさまざまな身体の症状もあります。
その代表的なものが「睡眠障害」です。
なかには寝すぎる「過眠」もありますが、
ほとんどは「不眠」です。
睡眠には身体を休めるレム睡眠と
脳を休めるノンレム睡眠があります。
昼間、ちょっとうたた寝する「居眠り」のほとんどはノンレム睡眠で
短時間の睡眠なのに驚くほど頭がスッキリします。
さて、このレム睡眠とノンレム睡眠は
両方が朝まで何度か繰り返しておこります。
普通、入眠前半の1/3にノンレム睡眠が現れ
後半の2/3にレム睡眠が現れます。
(これが繰り返します)

うつ病の患者さんは、レム睡眠の出現が早くなり、
眠った直後からレム睡眠が現れるといわれています。
つまり、「脳を休むヒマなく」「身体の睡眠」へ移行してるのです。
だから、眠れない、眠っても何度も目覚める、
朝早く目覚めるなどが起こります。
入眠時にもいろいろ「鬱」なことを思い描き
目が覚めたときにも「鬱」の気分が高まっていて、
つまりは、いろいろなことに悩みながら、
もんもんと寝返りを繰り返すことになります。
朝の目覚めも悪く、
今日1日のことを考えると、それはそれは憂鬱な気分になります。
さて、そんな睡眠障害には睡眠薬または
睡眠導入剤を医師が処方してくれるはずです。
それも治療の一つだからです。
「睡眠薬は癖になるから嫌だ」と拒む人も多いようですが、
医師の指示にしたがって、薬の量を調節してゆけば
依存することはありません。
ぜひ、上手に睡眠薬を利用して睡眠を十分にとってください。
また、クスリに頼らないやりかたとしては
自律訓練法や食事などがあります。
入眠時、脳内に分泌されるメラトニンが重要とされていますが
その原料となるの食物の例をあげておきます。
●とうもろこし、●米、●大根、●生姜、●キャベツ、●バナナ
などがメラトニンを多く含みます。
●卵、●牛乳、●チーズなどの乳製品、●豆腐などの大豆製品、●鶏肉や鶏レバー
などはメラトニンの原料になります。
不眠の原因が、精神的な面やものの考え方に
ある場合、カウンセリングなどでそれに対処するのも方法です。